2008年12月7日日曜日

日本で最初の道の駅-新潟豊栄

最近は、急ぐドライブでない限り、なるべく一般道路を走るようにしています。いろんなことに出くわす可能性があるし、第一タダですからね。一般道路には、それぞれの土地の個性がうかがい知れる「道の駅」があって、ここに立ち寄るのも、楽しみのひとつです。
 
新潟経由で山形県庄内に向かっていたとき、高速道路並みの7号線バイパスに、「豊栄」(とよさか)という道の駅がありました。いわくありげな石碑が建っているので、何気なくみたら、何とここは、道の駅発祥の地とあります。碑文によると、昭和63年(1988年)に、地域や道路の情報を提供するための施設として誕生し、その後平成5年(1993年)に道の駅制度が発足した折、その第1号として登録されたとあります。道の駅は昔からあったように思い込んでいましたが、歴史は意外と浅いんですね。
 
この道の駅の規模はさほど大きくはありませんが、今日あちこちで見られる道の駅の基本機能はきちんと整備されています。特産品の展示・販売コーナーには、ご当地特産の枝豆が、「湯上り娘のブランドで売られています。なかなか雰囲気のある命名ですね。裏庭に沢山駝鳥がいて、彼らにやる餌まで売っていましたが、一体何のために飼っているんでしょうかね?

豊栄の道の駅で一番感心したのは、周辺の地域情報の提供体制です。パンフレットを並べるだけとか、AV機器での対応が多い中で、ここにはちゃんとスタッフが常駐しています。海岸沿いに走る道路のことを聞いたら、よほどの閑人と見られたのか、「是非、城下町の新発田に立ち寄って」と懇ろに勧められ、ついつい立ち寄る事にしました。
  

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